こんにちは、伊藤です!
お待たせいたしました。今回はタイトル通り、前回に引き続きコツメカワウソ「オモチ」の採血トレーニングのお話をしていきます。
今までは私と「オモチ」だけでのトレーニング中心でしたが、次は獣医師がいる状態でのトレーニングになっていきます。
前回、最後の方で少し触れましたが、もうこの話を書きたかった、といっても過言ではないぐらい大変でした…!!
何が大変だったのかというと…
この獣医師たち、亀谷獣医師と松田獣医師を「オモチ」に慣れさせること!
もう、扉の外にいるだけでも気にして私の目の前に来てくれないぐらい、警戒心MAXな「オモチ」。白形獣医師には全然大丈夫なんですが…。
ここにいてもいいんだよ、と伝えるための餌すらも食べてくれない状況。なんなら扉の外で物音がしたら「あの人たちかも…」と気にすることが増えた気も…考えすぎですかね。
とはいっても私自身、初めて「オモチ」と会った時も少し驚いていましたが、すぐに慣れてくれました。なので獣医師 2人にもできるだけ来てもらって、落ち着いてから餌を食べさせてみたり。
これは獣医師目線の「オモチ」。
近いのが良くないのかと思って、「オモチ」から見える位置だけど、遠くにいてもらって、獣医師を見てもらいながら餌を食べてもらったり。
最初の頃の私はこれですぐに慣れるだろう、と思っていたのですが、これが全然効果なし…!
どうしようかと頭を抱えていたところ、ちょうどカワウソの作業を知ってもらうための獣医師カワウソ研修が始まりました。
これが効果絶大!
朝と夕方に掃除をしてもらったり、餌を準備してもらったり。そうすると急スピードで慣れてくれました。
考えてみるとアルバイトの方を気にすることはあまり無かったので、慣れさせるにはちょうど良かったのかもしれません。
今は「オモチ」も気にせずに近くへ来てくれます。
よかった~~! と私も獣医師たちも一安心。
餌も獣医師たちの手から食べてくれています。
そうしてようやくここから獣医師たちとの採血トレーニングが始まります。
そのようすはまた次のトリーター日誌でお伝えしますね。
まだまだ伊藤と「オモチ」のトレーニングは続いていきます!