きょうは動物たちにあげている魚について書いていきます!
そもそも海獣たちとは?
えのすいではイルカ、オタリア、オットセイ、アザラシ、ペンギン、カワウソのことをいいます。
この動物たちにあげる魚の選定基準はというと…
① 鮮度やサイズ感が良い
② 安定して仕入れることができる
③ 大量に保管ができる
④ 可能な限り安価
⑤ 動物たちが野生で食べているであろう種類
⑥ 動物たちが嫌いじゃないもの
一番はなんといっても鮮度。鮮度が悪い魚は動物にはあげたくない!
最高なのは自分が食べたい!と思える魚です。
サイズが大き過ぎると食べにくいので動物の口にすんなり入るサイズが良い。
鮮度やサイズが良くても1か月分しかない。となると困るので最低でも半年分は確保できる量。理想は1年分。
大量に確保しても大きい冷凍庫がないと保管ができないので、いっぱい保管できることも大事。
高くて鮮度が良い魚を大量に仕入れると、お金には限りがあります。
値段に関してはお取引先様と交渉し、相談しながら決めます。
なるべくですが、野生で食べているであろう魚をあげたい。さまざまな都合で致し方ない時もありますが…
そしてせっかく準備しても食べてくれなかったら意味がないので、サンプルを取り寄せて、ちゃんと食べてくれるかを確認します。
このような条件をクリアしたものを、私と頼りになる永江と2人で頑張って仕入れています。
最近新たに仕入れた魚がこちら。
みなさんこの魚見たことありますか?
僕は 10年ぶりぐらいにこの魚を見ました。
この魚の名前は「チカ」。
ワカサギに似ている魚ですが、微妙に違います。
今後も良い魚が仕入れられたら随時導入していく予定です!
みなさんもニュースで見ているかもしれませんが、近年魚の水揚げ量はどんどん下がっています。
直近で言うとハタハタのニュースが記憶に新しいかと。
魚がなくなると水族館は非常に困ります。
この日誌をご覧になった餌料お取り扱い業者のみなさま。
何か良い魚を仕入れられた際には、ぜひえのすいにご一報いただければ幸いです!
よろしくお願いいたします!