5月に入り、“えのすい” では遠足の子どもたちの姿が増えてきました。
そんな子どもたちの “えのすい” 人気スポットのひとつにタッチプールがあります。
意外と気付かれないという方もいらっしゃいますが、私の “えのすい” 推しスポットのひとつでもあります。
実際に生物に触れ、体感できるなんて、生物のことを楽しく学べるなんてすばらしすぎませんか?
触れる生物はネコザメやヒトデなどがいますが、その中で一番敬遠されがちなのがウニです。
トゲトゲしい外見と近縁種の毒を持つガンガゼと勘違いされ、触ることに抵抗を感じる方も少なくありません。
ただウニの方から人を刺そうとしてるわけではないので、人の方からゆっくりと棘を触れば刺さることはありません。
タッチプールではムラサキウニとバフンウニを展示しています。
2種の見た目や棘の長さ、太さも違うので触ったときの感触もまたそれぞれです。
痛い、怖いという先入観をお持ちの方はウニという固定概念を捨てて、ムラサキウニは爪楊枝、バフンウニはタワシだと思って触ってみてください。
あら不思議、一度そう思って触ってみると、もう爪楊枝やタワシにしか思えなくなってきます。 そうすると怖さより興味が勝り、いろいろ感触を確かめたくなってきます。
またタッチプールではウニの棘だけではなく、移動や餌を食べるときに使う管足も観察できます。
水槽に展示されていたら、細すぎて見えないこの管足、タッチプールではその動きをじっくり観察することもできます。
怖い、痛そうと思っていたウニをじっくり観察しにタッチプールに足を運んでみませんか?
触らなくとも、じっと見ているだけで面白い発見に繋がると思いますよ。