みなさん、有孔虫(ゆうこうちゅう)ってなんだか知っていますか?
私は先日まで知りませんでした!
(30年以上生きてきて、その内10年以上水族館で働いているのに 笑)
なので、まだ人生で有孔虫に出会っていないみなさまに、この機会に知っていただけたらなと思っています!
私自身も学ぶべく、調べながら書いているので、超初級編です!
ざっくり言うと有孔虫は、海に住むすごく小さな単細胞生物です。( 20cmくらいの大きいのもいるみたいですが、基本小さいです)
みなさんの身近なものだと、沖縄などのお土産でみかける「星の砂」が有孔虫の一種です。和名は「ホシズナ」というので、馴染みのある名前がそのまま和名です。
ホシズナは、海の底にくっついて生活をしていますが、海の中に浮かんで生活をしている有孔虫もいます。
一歩踏み込んだ説明をすると、浮かんで生活をしている有孔虫は、炭酸カルシウムで出来た殻の中に、アメーバのような体があります。そして、海に浮いている時は、仮足と呼ばれる細胞を細長く伸ばしたり、スパイン(刺)で水をとらえて浮きます。
これを知ったときは、クラゲの動きを想像しましたが、実際に見ると、もう少し虫っぽいです。笑
そして、スパインで自分と同じくらいの大きさのアルテミア幼生を捕まえて、食べるのです。