2025年09月30日
トリーター:羽田

企画展最終日

7月 4日にスタートした、えのすい特別企画展「イルカとクジラ Coool Dolphin」。
早いことに本日が最終日です。

きのうの閉館後にじっくり全ての展示を見返してみましたが、いろいろな思い出がよみがえり、この展示が見られなくなることへの寂しさが押し寄せてきました。
そこで、企画展開催までの思い出をちょっと振り返ってみますね。

海獣類担当のトリーターが関わる16年ぶりの企画展。
私含めて実際に関わったことがあるトリーターがいなかったので、ほぼ初めてといってよい取り組みでした。

こんなことを伝えたい!!こんなことをやってみたい!
その思いはみんな持っていましたが、どんなことから始めたらよいのか、右も左もわからないところからのスタート。

最初は展示飼育部の北田トリーターと、企画展の中心メンバーとして動いてくれた浦﨑・花上の両トリーター、そして羽田の4名で館内を歩き、どの場所でどんなことができるかの夢物語を話すところから始まりました。
そこで北田トリーターからは
「いつもの海獣類担当のトリーターの楽しむ姿勢を全面に出していって、遊び心のある発想を大切にして!!」
とアドバイスをもらいました。

北田トリーターがそういってくれるなら、やりたいことは全部やろう!!
そこから海獣類担当のトリーターたちのエンジンが全開になりました。

企画展に携わりたいトリーターは全員参加!
それぞれ分担を決めて、自分の伝えたいことを少しずつ形にしていきました。

えのすいには生き物を飼育する部署だけでなく、生き物の魅力をお客さまにより良く伝えるための企画や方法を考えてくれるチーム、トリーターの伝えたいことをえのすいらしい展示という形にしてくれるチーム、その他にもいくつものチームがあり、今まであまり一緒に仕事をしたことがなかったチームのみなさんにもたくさん助けてもらいました。

助けてもらうという言葉はちょっと違うのかもしれませんね。
一緒に造り上げてきました。

企画展の準備期間だからといってショーをお休みするわけではありません。
通常の作業に加えて、企画展の準備を並行しておこないます。

とにかく忙しかったですが、大きな目標に向かっていろんなチームみんなで取り組んでいるという時間がとても楽しく、充実していました。

イルカ・クジラの魅力をもっと知ってもらいたい。好きになってもらいたい。
えのすいにいるイルカ・クジラたちのことをもっと紹介したい。
どんな歴史があって今があるのかも知ってもらいたい。

全員その想いがあり、そこに向けて自分ができることを全力で取り組み、誰かができないことは他の誰かがやる。
それが最終的に形となったときの達成感は今でも忘れません。

企画展の展示内容を一つ一つ振り返りたいのですが、かなり長くなってしまうので、今回はやめておきますね。

今回の企画展で学んだことがたくさんあります!
あれもやりたかったな、こんなこともできたかな、ということもあります!!
次に海獣類担当のチームが企画展をおこなう機会がやってきたら、さらにパワーアップした内容をお届けできるように頑張ります!!
もちろん日々のショーや常設の展示も日々パワーアップしていきますよ!!

まずは本日の最終日、お楽しみください!!

自分の大好きな、えのすいベテランズの写真で締めます!

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