2026年01月05日
トリーター:西川

「くらべてみよう サンゴとわたし」9:キッズ水槽のイソギンチャク

えのすい特別企画展「くらべてみよう サンゴとわたし」の開催とともに始まったこのえのすい特別企画展日誌、すでに 2回目の人もいる中でようやく参加することができました。
今回の日誌で紹介するのは、よじよじと動くことができるサンゴの仲間、イソギンチャクです。「くらべてみよう サンゴとわたし」2:お気に入りのモフモフイソギンチャクでも園山トリーターがサンゴとイソギンチャクの関係について触れていますので、詳しくはそちらをご覧ください。そのトリーター日誌では、「展示ではイソギンチャクコーナーもあります。 それについてはまた誰かがトリーター日誌で紹介してくれることでしょう。」と言っています。これは私にパスをしてくれたということでしょう。ということでお待たせいたしました、イソギンチャクコーナーの紹介です。

相模湾ゾーン 相模の海の水槽群 相模湾キッズ水槽相模湾ゾーン 相模の海の水槽群 相模湾キッズ水槽

「くらべてみよう サンゴとわたし」の期間はキッズ水槽がまるまるイソギンチャクコーナーになっています。その水槽数は 9個! 9種類以上のイソギンチャクを展示しなければならないというのもなかなか大変なものでした。というのも、このキッズ水槽の正式名称は相模湾キッズ水槽といい、相模湾で確認されたことがある生物しか展示していません。さらに水槽の仕組み上、9個の水槽が同じ水温になってしまうので、相模湾で生息する種でもダーリアイソギンチャクのような低温域に生息する種は展示できません。そんな理由もあって実はこの展示が始まる 1週間くらい前まで思うように展示生物が集まっていなかったんですよねぇ、危なかった、、、結果的には 9種以上入手することができ、現在はヒメハナギンチャクやナシジイソギンチャク、ミナミウメボシイソギンチャクなど 12種類のイソギンチャクを展示しています。

ヒメハナギンチャクヒメハナギンチャクナシジイソギンチャクナシジイソギンチャク

これらの展示種は私の気分によって増減してしまうので、みなさん、できるだけ早くお越しください。そして何度も来てください。展示の仕方もある程度の期間で変化しています。例えば、ウメボシイソギンチャクの水槽の水位が半分になりました。本来、ウメボシイソギンチャクは潮間帯と呼ばれる潮の満ち引きがある場所で暮らしていて、水面より上できゅっと丸くなった姿を見せることもあります。実際にはウメボシイソギンチャクが自ら水面より上に移動することは難しいので潮の満ち引きがなければその姿を見る機会はあまりありません。ただ、水槽の中でも自然に近い姿をお見せできるように少しずつ変更しているのです。

ウメボシイソギンチャクウメボシイソギンチャク

9個の小さな水槽群で構成されている相模湾キッズ水槽は「くらべてみよう サンゴとわたし」の水槽の中でも特に思い入れのある水槽です。イソギンチャクの体の仕組みについても解説しているので、ぜひじっくり見ていってください。

相模湾ゾーン

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