前回の私のトリーター日誌「くらべてみようサンゴとわたし」9:キッズ水槽のイソギンチャクで相模湾キッズ水槽のイソギンチャクたちを紹介しました。
今回は、そこで展示しているミナミウメボシイソギンチャクが主役です。
ミナミウメボシイソギンチャクミナミウメボシイソギンチャクは江の島の磯でも発見できる小型のイソギンチャクで、ウメボシイソギンチャク科の一種でありながら触手を閉じる筋肉が弱いため、すぼまずに開いたままでいることが特徴のイソギンチャクです。
今朝、ミナミウメボシイソギンチャクが 1個体しかいないはず水槽をのぞいてみたら、なんと 2個体に増えていたのです。
分裂したミナミウメボシイソギンチャクこれは、分裂したとしか考えられません。
ミナミウメボシイソギンチャクは無性生殖をすることができて分裂をして増えることが知られています。分裂した瞬間を見られなかったのが悔やまれますね。。。
拡大して見てみると、わずかに体が未完成の部分があるのがわかります。これもすぐになくなって遺伝子情報の同じ個体が完成することになるのでしょう。
未完成のミナミウメボシイソギンチャクちなみに、隣の水槽で展示しているウメボシイソギンチャクも増えています。
こちらは自分の口から小さな分身を吐き出すように増えていくので、大きな個体の周りに小さな個体がたくさんいます。
ウメボシイソギンチャク私たち人間ではありえないような増え方をする生物が身近にいるということを知ってくれたらうれしいです。
このようすがはっきり見られるのは、えのすい特別企画展「くらべてみよう サンゴとわたし」の期間中だけかもしれないので、お早めにご覧ください!