2026年 4月 20日はフンボルトペンギンの「ナギ」 1歳の誕生日です!

私は「ナギ」が 1年前に孵化してから、“自称ヒナ担当”として成長を見守ってきました。今回はこれまでお伝えしていなかった「ナギ」の誕生エピソードを初めて発表します。
「ナギ」は…もしかしたら誕生していなかったかもしれないんです! ちょっと大げさな言い方をしましたが、私のせいで孵化の機会を逃すところでした。どういうことかというと、卵は無精卵の場合もちろん孵化しません。なので有精卵なのか無精卵なのかを調べる必要があります。これを検卵といって、暗室で光を当てることで透けて見える中の卵黄の状態を見て判断するわけです。無精卵なら卵黄がくっきりと見えます。有精卵なら卵黄部分が広がって光が透けにくくなります。産卵から1週間ぐらい経つと、ある程度判断できるようになります。
さて、2025年 3月 10日に「ナギ」が卵として産まれました。5日後の 3月 15日、私は期待が高まってしまい早まって検卵しました。透けて見えた卵の中には、卵黄が見て取れました。あぁ、無精卵だったかぁ、と落胆したのを今でも覚えています。そして翌日ペンギン担当者に報告しました。すると、検卵には時期尚早かもしれないから、もうちょっと経ってから再度検卵しようということになりました。そして 3月 24日(産卵から 2週間後)、再検卵しました。結果は、卵黄の広がりを確認できたので有精卵! そうです、私は間違った判断をしていたのです! えのすいでは、より確実に判断するために産卵から 2週間後に検卵することにしています。私は前職ではこれまで 1週間で判断していました。カルチャーショック! 考えを改めようと思った瞬間でした。(一応、今までの経験では検卵で間違ったことはないということは申し添えておきます。)
検卵のようすは過去のトリーター日誌でご覧いただけます。
危うく判断ミスするところだった「ナギ」の卵が、そんなこんなで有精卵であることが判明したので、私は“自称ヒナ担当”として誰よりも「ナギ」のことを見守ろうと決意したわけです。そして孵化直前、卵にひびが入って今にも出てこようと鳴き声が聞こえたときは泣きそうでした。
そのときの動画がこちら。細々としつつも元気な声が聞こえるはずです。