みなさんこんにちは!
5月も終わりに近づき、夏を感じるような気候になってきました。 熱中症には気を付けていきたいですね。
さて夏の始まりを感じることといえば、最近ヤコウチュウが話題になっていますね!
ヤコウチュウの属名は、ちょっとロマンチック! Noctiluca (ノクチルカ)です。
ラテン語で「夜に光る」という意味があるそうです。
私は、波打ち際で青白く光るようすをまだ見ることができていないのですが、日中クラゲ調査・採集へ行くと、すごい量のヤコウチュウと出会います。
いわゆる赤潮です。
クラゲを探したくても見えないくらい、サンプル瓶がヤコウチュウでいっぱいになります。 とにかくたくさんいるので、観察してみました。
顕微鏡で拡大してみると・・・
大きさは 0.1cmくらい透明で丸い! 体の中心が少し色づいているように見えます。
海面を赤く染めるくらい大量に集まっていると思うと、なんだかすごいですよね。
ヤコウチュウは渦鞭毛藻(うずべんもうそう)という藻類の仲間です。 写真には写らなかったのですが、身体の真ん中あたりに、鞭(むち)のような毛が一本あり、この毛をくるくると動かしながら海の中を漂います。
ヤコウチュウは水面に浮きます。
ヤコウチュウが入った海水をしばらく静置していると、見事に分かれます。
水面に浮かぶ大量のヤコウチュウ
そのため、赤潮の中でクラゲを採集するときは、いつもよりも少し深い場所を網で引いてみたりしています。 普段より、30cmほど深くなるだけで、ヤコウチュウが網に入りにくくなるので、ごく表層に集まっていることがよくわかります。
漁港の角にたまる赤潮
こんなに赤潮続きの海も久しぶりです。
毎日クラゲ調査・採集を通して、みなさんに海のようすの変化もお伝えしていきます。