2026年07月08日
トリーター:雨宮

「シリアス」担当

みなさんこんにちは!
きょうはバンドウイルカの「シリアス」のお話です。

もうご存じの方も多いかと思いますが、6月19日に無事出産を迎えることができました!
妊娠していると分かってから約 1年間、この日を待ちわびて毎日を過ごしていたので、元気な赤ちゃんイルカに会えて本当にうれしいです。
1年前、人工授精をおこなうにあたって、「シリアス」のホルモン値を血液や尿から検査をする必要があったため、「シリアス」にはたくさんの検査に協力してもらって、無事妊娠までたどり着きました。
妊娠が分かった後も、毎週超音波検査や胴囲測定をして、赤ちゃんが元気に大きく育っているかを見守っていました。

出産の 3日前から兆候が見えはじめてきました。
出産予定日の 1か月前から毎日計っていた乳裂(生殖孔の両側にある乳腺と乳腺の間隔)が、出産 3日前になると急激に広がり始め、いよいよかな!? と私たちもそわそわしていました。他にも体温が下がったりと、兆候が分かりやすく出てくれたので、24時間体制でトリーターが交代で観察することができました。

私も出産の数日前からドキドキで、家に帰ってもなかなか寝付けませんでした。生まれる瞬間をこの目で見守りたくて、1時間に 1回は起きて、観察しているトリーターから連絡はないかとチェックしていました。
その甲斐があって、破水した連絡にすぐに気づくことができて、「シリアス」の出産に立ち会うことができました。

「シリアス」は出産経験が豊富で、生まれたての泳ぎがぎこちない赤ちゃんがプールの壁にぶつからないように、プールの外側を泳いだり、赤ちゃんを吻先(ふんさき)で誘導したりしている姿を見て、本当にすばらしいお母さんだなと感動しました。
何よりも母子ともに元気でいてくれているのは「シリアス」が検査に協力してくれているおかげです。これからも「シリアス」との信頼関係を大切に、赤ちゃんイルカが元気に育ってくれることを願って毎日を過ごしていきます。

イルカショースタジアム

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