2026年07月30日
トリーター:水村

「ノア」と私の挑戦 その②

みなさん、前回のトリーター日誌 でアカウミガメの「ノア」の採血をすべくトレーニングを実施していましたが、きょうはその進捗を報告します。

先に結果だけをお話しすると、前回よりもまた一歩進みました。
この一歩は大きな一歩でして、今は所定の場所に立つと自分で上がってくるまでになり、甲羅磨きもしているので、以前よりもきれいになっています。
前回と変わって、何を進めているかというと、いままでは採血箇所を、指 → 割りばしの先 で刺激をしていましたが、採血の針へ近づけるために、串の先 で刺激を始めました。つまようじだと短すぎてしまいます。
そして獣医さんも参加してもらい、実際に採血をするしぐさをしていきます。

しかしここで問題が起きました。
上陸意欲が強い・・・。
うれしい!! けれども、上陸後は力を抜いて欲しいため、ぐいぐい進んでしまうと採血ができません。そこで、当初考えていた「タオルで目隠しをする」をやってみることに。とはいえ、目隠しだけをして落ち着くものか・・・それとも甲羅をこすりながらやってみるか・・・。あとは、そうだな。ひれの付け根をなでてみようか。いろいろと考えた結果、甲羅をこすりながら目隠ししてみることに。
結果は、落ち着くときもあれば、落ち着かないときもあり、不安定。ただ、この結果は新たに分かったことでもあるので、前向きに考え前進していきます。今回の目隠しタオルは白色で挑戦していたのですが、やや光が入りにくい茶色でも試しています。もしかして、光が入りにくいタオルの方が落ち着くかもと考えたからです。こちらは「ノア」の気分も関係していそうな感じではありましたが、何度か試してみようかと思います。

上陸ができるようになった「ノア」ですが、採血後には自力でプールに戻ってほしいので、一連の流れをトレーニング中に実施したことろ、一緒に移動することでプールに戻ることができました。
この一連の流れができたところでご褒美のイカを 2杯あげて、そのあとはバケツで水をかけたり、甲羅を触ったりしてたくさん褒めました。
「ノア」との挑戦は順調に進んでいますので、次回の進捗を楽しみにしてください。

ウミガメの浜辺

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