2006年09月27日

ノースフィジー海盆、マヌス海盆(20)航海4週目

  • 期間:2006年9月6日〜 2006年10月5日
  • 場所:ノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)
  • 目的:熱水生物調査・採集
  • 担当:三宅


きょうは現場海域に着きました。きょうで日本を出てから 3週間を終えて 4週目最後の週になりました。
昨夜また、時間が 1時間早まりました。日本より 3時間こちらが早くなります。

海は相変わらず荒れています。
部屋にいると辛いので、船の一番下にある一番奥の娯楽室に避難です。
ここは部屋に比べると揺れは雲泥の差です。
娯楽室は畳の部屋で、マッサージ器やDVDやビデオ、漫画や本、ゲーム機などがおいてあります。

予定ではあす私の潜航予定ですが、海底地形調査ができないほどの荒れ模様です。
この荒天はしばらく続く模様です。

まだまだ船酔いとの戦いは続きます。

グアム出港〜PNGマヌス海盆〜ノースフィジー海盆〜フィジー下船
海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK06-13「よこすか/しんかい6500」によるノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)調査潜航

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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