2006年09月28日

ノースフィジー海盆、マヌス海盆(21)イメージトレーニング

  • 期間:2006年9月6日〜 2006年10月5日
  • 場所:ノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)
  • 目的:熱水生物調査・採集
  • 担当:三宅


きょうで船に乗ってから 3週間が経ちました。
水温は 25.8度でマヌスでは 29度だったので、かなり南下してきたのだなと感じます。

本日は私の潜航予定でしたが、海が荒れているため順延となりました。
潜航回数がどんどん減ってしまいます。
潜航回数が減れば減るほど、潜航でのミッションは多くなり、条件もシビアになっていきます。
潜航までは、いろいろな場面を想定してのイメージトレーニングです。

朝水槽を見に行くと、これまで採れていた生物を飼育している水槽の水が船の揺れで半分無くなってしまっていました。

グアム出港〜PNGマヌス海盆〜ノースフィジー海盆〜フィジー下船
海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK06-13「よこすか/しんかい6500」によるノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)調査潜航

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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