2006年12月19日

小笠原~相模湾(1)航海初日 / 今井

  • 期間:2006年12月19日~ 2006年12月25日
  • 場所:小笠原~相模湾
  • 目的:シンカイヒバリガイ、ユノハナガニ、ハオリムシ、ゲンゲ調査
  • 担当:三宅 ・ 今井


約 20年ぶりの乗船です。前回は学生の時、南硫黄島までの 1週間の海洋実習でした。
学生時代はカリキュラムの一つとしか思わず心が弛んでいたのか、船酔いと便秘で 3キロも体重が減りました。

今回は相模湾から小笠原にかけての深海調査に 9日間の予定で同行し、“えのすい”の深海コーナーでの研究に、なにか一つでも力添えができれば良いなと思っています。
そんな目的があるから、揺れても全然酔いません。
今のところは・・・

[きょうの写真]
あす潜航予定のハイパードルフィンに、朝から夜まで準備に余念のないJAMSTECの方々です。

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT06-23「なつしま/ハイパードルフィン」による小笠原~相模湾 調査潜航

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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