2006年12月21日

小笠原~相模湾(3)3日目 / 今井

  • 期間:2006年12月19日~ 2006年12月25日
  • 場所:小笠原~相模湾
  • 目的:シンカイヒバリガイ、ユノハナガニ、ハオリムシ、ゲンゲ調査
  • 担当:三宅 ・ 今井


小笠原・明神海丘にて3潜航目をおこないました。
低気圧の影響でうねりが出て潜航できるかどうかの瀬戸際でした。
水深 1,260mの岩盤にはカラフルな大型イソギンチャク点在、クラゲ、ソコダラ、シンカイエビを確認しました。
今回は、明神海丘のシンボルである大明神(巨大チムニー)の撮影もおこないました。
海底から約 20mの巨大な岩が孤立していて、これでもチムニーかと驚きました(まさしく魔宮!)。
資料として、別の小型チムニーを一部サンプリングしましたのでご覧ください。

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC

海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT06-23「なつしま/ハイパードルフィン」による小笠原~相模湾 調査潜航

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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