2007年04月20日

相模湾~小笠原(6)いざ、黒瀬。であります。 / 唐亀

  • 期間:2007年4月15日~2007年4月30日
  • 場所:相模湾~小笠原
  • 目的:中・深層生物調査
  • 担当:唐亀 ・ 北田


「一日二十品目」軽く一食でクリアする船のお食事。一回り人間(腹?)が大きくなったような気がする唐亀です。

きのうはカマイルカの小さな群れが見られ、きょうはマンボウが昼寝していたようです。
採集は、エビの類がちらほらと。そして今、相模湾を離れ、一路八丈近くの黒瀬海穴へ。
いやはや、揺れる揺れる。水平線が上下して、空が見えたり見えなくなったり。起きてると、頭が痛くなってくるので、横になっていると腰が痛くなるジレンマ。

さて、今夜の調査はどんな感じでしょう。相模湾よりきれいな海域ですが?


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK07-06「よこすか/IONESS」による相模湾~小笠原 中・深層生物調査

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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