2007年09月28日

千島海溝(6)しんかい6500 見学説明会 / 足立

  • 期間:2007年9月25日〜 2007年10月7日
  • 場所:千島海溝
  • 目的:シロウリガイ、魚類、ミズムシの仲間、オオグチボヤ、オトヒメノハナガサ他 深海生物調査採集
  • 担当:足立 ・ 根本


天候不良のため、きのうから釧路港内にアンカーをおろして停泊したままで、潜航はありませんでした。
午前中、よこすか初乗船者のために、しんかい6500の見学説明会を開いていただき、私も乗り込んでみました。
耐圧球の中にはびっしりと計器類が張り付いており、予想以上に狭かったです。
ドイツ人研究者の方と2人で見学したので、説明も英語でした。狭い球体の中で、「わーお!」とか、「ベリーエキサイティング!」などどインターナショナルに盛り上がり(?)、私もいつか機会があれば、実際にこれに乗って深海に潜ってみたいと思いました。

午後 3時、よこすかはアンカーを揚げ釧路港から沖へ出ました。現在、うねりを乗り越えながら再び調査海域に戻っているところです。
あすからは天候も快復するようです。ようやく潜航調査が始められそうです。

[きょうの写真]
しんか6500の窓から外を見たところ

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK07-14「よこすか/しんかい6500」による千島海溝 深海生物調査採集潜航

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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