みなさん、こんにちは。北嶋です。
わたしは今、八丈島に来ています。
なにをしにかといいますと、あしたから始まる深海調査の乗船地がここ八丈島だからです。
わたしが深海チームに配属され早半年が過ぎましたが、JAMSTECの調査に参加するのは初めて!
期待と緊張でとってもドキドキしてます。
良い成果を持って帰れるようにがんばってきます!
その前に・・・きょうは八丈島(こちらも初上陸!)でひとり海に足を運んで磯観察などをしてきました。
さすが活火山なだけあってどこもかしこも火山岩がゴロゴロしていて、見たことのない植物がたくさん生えていました。
花もシダも海岸植物もじっくり観察したいところでしたが、やっぱり海へ。
人が通るところなのか?!というようなジャングルを抜け、ロッククライマー気分で火山岩がゴロゴロした岩場を降りて海へ。
海況は上々。透明度抜群!そしてひと気のない海は最高にいい気持ちにさせてくれます。
磯には綺麗なカラーリングのギンポやかわいいカニたち、やはり相模湾同様にこの時期は海藻が生い茂っていて、それを食べにアメフラシがたくさん見えました。
大きな石にびっしりといろんなポリプがくっついていて、気になってじーっと何分も見つめたりして(笑)。
それと、潮溜まりにに大きなハードコーラルがいくつかいたのにびっくりしました。
ここでゆっくり海に潜りたい気持ちを押さえつつ、きょうはゆっくり温泉につかり明日からに備えます!
東京からすぐの場所にこんな面白いところがあったなんて。次はプライベートでぜひとも来たいものです(^O^)。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT09-05「なつしま/ハイパードルフィン」による伊豆 小笠原弧 明神海丘・北マリアナ諸島海域 日光海山 深海生物調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。