2009年04月17日

伊豆 小笠原弧・北マリアナ諸島沖(13)小笠原&北部マリアナの熱水噴出域調査航海日誌 6 / 根本

  • 期間:2009年4月9日~2009年4月21日
  • 場所:伊豆・小笠原弧 明神海丘と北マリアナ諸島海域 日光海山
  • 目的:深海生物調査
  • 担当:根本 ・ 北嶋


きょうは時間があったのでもう一つ、これまで撮った写真のなかで私のとっておきの写真を一枚紹介します!

これはですね、お風呂です。
なつしまには大きめのお風呂があります。お湯は海水でミネラルたっぷりでお肌もツルツルです。

この写真を撮った日は4月12日です。この航海で最も海が荒れた日の風呂の状態を映しました。
船の傾き具合はお風呂に入れば一発でわかります!
この日はイスに座って頭を洗っている時などは、船が傾くとズルー!っとイスごと滑っていってしまいます。
イス滑りや、湯船に入ってお湯の動きを見ながらとても楽しく過ごしました。
風呂でこんなに楽しかったのは久しぶりです。

その後水槽を見に行ったら、ちょっと事件が発生していました・・・ 。
風呂上がりの姿で4℃の低温室内でしばらく水槽と格闘することになりました。
時化を楽しんだバチが当たったようです。

[きょうの写真]
荒れた日のお風呂

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT09-05「なつしま/ハイパードルフィン」による伊豆 小笠原弧 明神海丘・北マリアナ諸島海域 日光海山 深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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