2009年09月11日

富山湾(4)9月11日

  • 期間:2009年9月8日~9月14日
  • 場所:富山湾
  • 目的:オオグチボヤ調査
  • 担当:北田


きょうから後半戦、後半はオオグチボヤを探す調査となりました。
と、毎日の潜航結果をお話するのも良いですが、きょうは船でのちょっとしたこと。
あまりタメにはならないかもしれませんが・・・、
どうぞお読みくだされ。


きのうはかなり揺れまして、最初は動けないかと思ったのですがそんなことはなく、いつも通り水槽の準備などをしていました。
そんな時、船のちょうど真ん中あたりに写真のような針が動いていまして、これがかなり気になってしまいました。
ずーっと気になっていました。
船が揺れれば揺れるほど針が高い角度を示します。
でも揺れるころには私は横になっています。
しかし今の私ならいけます。
私はこの前に 30分ほど立ち止まり、どこまで針が振れるのか見ていました。
途中船員さんに怪しまれながらも観察したところ、10度を越えることは無かったです。
私はこの範囲内で船酔いを起こしていたことになるのですね。
ちょっと残念でした。

最高記録を写真に収めるまで、私の密かな挑戦はまだ終わりません。

おしまい

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT09-16「なつしま/ハイパードルフィン」による富山湾オオグチボヤ調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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