2009年10月27日

豊潮丸~瀬戸内海(4)

  • 期間:2009年10月26日~10月30日
  • 場所:瀬戸内海
  • 目的:クラゲ採集
  • 担当:足立


昨年は、この宇野港で、別の目的で夜間集魚灯をたいていたところに、ヒクラゲがどっさり現れ、嬉しい大騒ぎになったそうです。
そこで 今回はヒクラゲを狙ってみようということで、新江ノ島水族館も調査の仲間に入れていただけたわけです。
昨夜は結局トータルで 35個体も採集しました。
そのなかから今日出港前の早朝に、コンビニから水族館に、ヒクラゲを宅急便で送りました。
無事に着くことを祈っています。

ヒクラゲヒクラゲ

クラゲファンタジーホール

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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