2009年11月02日

インド洋(5)航海日誌No.5

  • 期間:2009年11月2日~11月18日
  • 場所:インド洋
  • 目的:深海生物調査
  • 担当:根本


朝9時いよいよ出港です。
出向時に水槽をいじっていたので私は見ませんでしたが、クジラが見えたそうです。
私はだいたいこういうのを見逃す運命にあります。
他の方が
「しょっちゅう見るよ」
というトビウオすら見たことがありません・・・ 。

出港すると空も海も穏やかなのに、船は上下左右にぐらんぐらん揺れます・・・ 。
早くも数名の研究者はヤラレてしまいました。
私も「よこすか」の揺れが苦手で、頭がフラフラし気持ち悪い状態が続きます。
でも、船の方曰く、
「こんなもんじゃないよ」
とのこと・・・。

とりあえず現場に到着し停泊するまでの我慢です。

[きょうの写真]
14ノットで突き進む「よこすか」

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK09-13「よこすか/しんかい6500」によるインド洋深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

RSS