2009年11月03日

インド洋(6)航海日誌Mo.6

  • 期間:2009年11月2日~11月18日
  • 場所:インド洋
  • 目的:深海生物調査
  • 担当:根本


きょうはまだ回航中です。調査はあさってからです。

きょうは避難訓練がありました。
大きな船で安心とはいえ、常に備えは必要ですから、船員さんや、しんかい6500の運航チームの方、研究者のみんなで避難訓練をします。
船の屋根の「ファンネルデッキ」に救命胴衣やヘルメットを装着し、集まります。

このファンネルデッキは最高に気持ちいです。
360°海しか見えません。
きょうは天気も良いし最高です。
船酔いもここに来るとかなり回復します。

学生の頃、この「よこすか」で調査に出たことがありましたが、その時許可を得て夜に上がってきたことがありました。
その時の星のきれいさは今でも忘れられないです。
空に散らばった星が一斉にゆらゆら動くのです。
もちろん船が揺れているわけなのですが、空が動いているような感じがしてすごかったです。
むさくるしい男二人で見に行ったのが、唯一残念なところでした。

今回は揺れが大きくて海に落っこちてしまいそうなので、ちょっと無理ですね・・・ 。

[きょうの写真]
夜空を見上げたベンチ

(C)JAMSTEC(C)JAMSTEC


海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK09-13「よこすか/しんかい6500」によるインド洋深海生物調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

RSS