こんにちは。根本トリーターと交代でなつしま乗船しました北嶋です。
今回初乗船の杉村トリーターと一緒です。初めてとは思えない動きの杉村トリーター、頼もしいです!
前半小笠原は、海況よく予定通りの潜航ができたとかで、ドレッジの時といい杉村さんは船と相性が良いようです。
相模湾も期待大です。
しかし、朝8:30に横須賀を出港したなつしま。
めったに荒れない東京湾なのに・・・
すごい揺れ!!
湾なのに。
今回一番の荒れ模様とか。
きょうは回港航で、潜航はあしたからですので、海況回復を祈ります。さっき神様にもちゃんとお願いしましたので大丈夫でしょう。
きょうは、乗船者レクチャーと総合避難訓練がありました。
船上でトラブルがあった場合に、迅速に適切な行動がとれないと即、命に係る事態になりかねません。
警報が船内に鳴り響きました。
「総員退船位置につけ。」
ごついライフジャケットを身につけ、ヘルメットをかぶり、イマーションスーツ(防寒着)をもっていざ右舷へ。(実際は毛布なども持っていく)
点呼をとり、ライトや笛がきちんと使えるか確認したり、避難手順や火災報知機の説明を受けたりしました。
最後に船員さんらが放水ホースで相模湾にむかって消火訓練。
虹がでて訓練終了!
定期的におこなっている訓練ですが、数日だけ船に乗る私たちや研究者らは必ずしも訓練日にあたるわけではないので、とてもよい経験になりました。
頼もしい船員さんたちのおかげで安全な航海をしていただいています。
これで船上生活がより安心して過ごせそうです。
さあ、あしたはいそがしくなるぞ。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)NT11-09「なつしま/ハイパードルフィン」による相模湾(初島沖)、伊豆小笠原孤(明神海丘、水曜海山)調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。