広島大学の練習船「豊潮丸」に乗って、瀬戸内海に来ています。
瀬戸内海では、常に陸地が見えるので、なんとなく安心感があります・・・
と思うのは、やはり人間が陸の生きものだからでしょうか。
4日間の航海で、日中はプランクトンネットを曳いたり、ドレッジをおこない、夜間は、ヒクラゲの調査をおこないます。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
広島大学「豊潮丸」よる大型クラゲ類及びアミ類の分布調査航海