2011年11月07日

豊潮丸~瀬戸内海(2)11月7日 尾道港

  • 期間:2011年11月7日~2011年11月10日
  • 場所:瀬戸内海
  • 目的:大型クラゲ類及びアミ類の分布調査
  • 担当:足立


夕方、尾道港に入港しました。
6時頃から、早速船縁で水中集魚灯を点灯し、ヒクラゲの出現を待っています。
私たちの他にも、鹿児島大のゴカイチームの学生さんたちも、この光に寄ってくるゴカイを狙う、夜間採集の仲間です。
ゴカイチームは、忙しく採集していますが、午後8時の時点で、ヒクラゲはまだ2個体しか見かけていません。
あしたの朝7時まで観察の予定ですが、あまりに出現しなかったら早めに切り上げるかもしれません。

船縁の水中集魚灯船縁の水中集魚灯

鹿児島大ゴカイチームの2人鹿児島大ゴカイチームの2人


広島大学「豊潮丸」よる大型クラゲ類及びアミ類の分布調査航海

クラゲファンタジーホール

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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