2014年04月02日

相模湾初島沖(1)相模湾・初島沖調査航海 1日目/冨永

  • 期間:2014年4月2日~4月8日
  • 場所:相模湾 初島沖
  • 目的:相模湾深海生物調査
  • 担当:杉村・冨永


みなさんこんにちは!トリーターの冨永です。
私は今、ハイパードルフィンの母船である「なつしま」に乗船中です!
初乗船です!
これから杉村トリーターと7日間の航海に出発です。
“えのすい”を6:30頃出発して、電車に揺られながら「なつしま」に8:00過ぎに到着して、いざ出航です!
なんと出発前には、岸壁から手を振ってくださる方たちが!感激です!
これからどんな航海になるのか、どんな生き物たちと出会えるのか、とても楽しみです。

船は、房総半島に向かって走り出しました。
船の中では、積み込んだ荷物の荷ほどきをおこなっていましたが、ん・・・
なんだか波が高くなってきたな、船内を歩いていても左右の壁にぶつかってしまうほどに、それでも、杉村トリーターの力でなんとか水槽や調査機器を設置し一安心。
さすがです!


私は、もうダウン寸前です。
最後の力を振り絞り、他の乗組員の方々と航海の無事と調査の成功を神さまにお祈りした(船上では「金比羅さん」と呼んでいて、航海の時にはいつもおこなうそうです)ところで、記憶がありません。
ちょっと不安なスタートですが精一杯頑張ってきます!!
初乗船の私の目線から見た船上のようすを、たくさん伝えていきますね。
お楽しみに。

やっぱり、もうだめです・・・失礼します。


JAMSTEC(海洋研究開発機構)NT14-05「なつしま/ハイパードルフィン」による相模湾初島沖調査航海

新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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