航海2日目です。
朝、目が覚めると、おぉ!揺れが少なくなっている!
と喜んだのもつかの間、朝食を食べるとやっぱり気持ち悪い。。。
きのうの揺れがなかなか抜けません。
こんなにトイレとお友だちになったのは初めてです。。
かなしい。。
船に慣れている方々(杉村トリーターも含め)は平然としています。
すごいなぁ。
でも、そうはいっていられません!
あすの調査潜航に向けて準備開始です!
きのうから水槽に海水をはり、冷やしていたのでそこに水中の汚れをとるプロテインスキマーやエアーを入れていきます。
水槽の水温は 3℃前後です。
生物サンプルがきたらすぐに入れられる体制を整えておかなくてはいけません。
深海の生物は水温が上がるとたちまち弱ってしまうからです。
無人探査機ハイパードルフィンも雨の中、あすの潜航に向けてちゃくちゃくと準備が進められています。
ハイパードルフィン運航チーム(ハイパーチーム)のみなさん、お疲れさまです。
しかし、海況が悪い、、また揺れがひどくなってきました。
きょう、あすと低気圧の影響で風や波が高く、無事に潜航ができるか心配です。
どうかうまくいきますように。
あすは、いよいよ潜航のようすをお届けできるかと思います。
親潮と黒潮が流れ込む相模湾の海底とそこに独自の生態系をつくりあげている貴重な生き物たち。
リアルタイムで会いに行けると思うと私も今からドキドキです!!
いったいどんな不思議に出会えるのでしょうか。
さあ、今夜は入念に準備に取りかかりますよ!!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)NT14-05「なつしま/ハイパードルフィン」による相模湾初島沖調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています