2020年01月17日

2020/01/17 鹿児島湾及び周辺海域調査航海(3)航海日誌3日目

  • 期間: 2020年1月15日(水)~1月22日(水)
  • 場所:鹿児島湾及び周辺海域
  • 目的:コノハエビはポンペイワームを超える? ~鹿児島熱水噴出域産コノハエビ類の高温耐性に関する研究
  • 担当:八巻


回航日2日目、鹿児島湾到着
航海3日目の朝です!
天気はあいにくの雨。7時ごろ外にでてみましたが、あたりはまだ薄暗く、夜が明けていないようです。


昨日の同じ時間はすでに明るかった気がしていて、西に来たから夜が明けるのが遅いのかな?と研究者の方と話していました。
半信半疑に日の出時刻を調べてみると、確かに神奈川県(えのすいの所在地) 6時 50分、三重県(昨日の朝の海域) 7時 1分、宮崎県(今日の朝の海域) 7時 15分でした。
つまり、神奈川と宮崎では、日の出時刻に 25分もの開きがあるということになります。
あまり意識していませんでしたが、日本列島の半分ほどの短い距離を移動しただけでも、地球の丸さを実感できることに、改めて感動です。

朝食後は水槽に水をはったり、実験装置をセットしたり、改めてラボのセッティングをしました。
水槽はもう生き物の受け入れを待つばかりです!


研究者の方も実験装置をセッティングしていました。



中でも面白かったのがこちら、スマホがサーモグラフィーになるという優れモノです。


新しいガジェットを見つけると、ついつい展示に応用できないかなと考えてしまいますね!

午後はスラープガンと呼ばれる水中掃除機用のキャニスタを準備しました。


ハイパードルフィンのマニュピレーター(ロボットの手の部分)には太いホースが取り付けてありますが、スラープガンとはそのホースの先を目的のサンプルに近づけ、吸い取れるようにした仕組みの装置です。


キャニスタは、そのスラープガンで吸ったサンプルが保存される部分のことで、掃除機でいうゴミがたまる袋にあたります。
6個のキャニスタを順番に回していくことで、サンプリング地点ごとに分けていくことができます。


そうこうしているうちに、見えてきました!薩摩富士こと開聞岳!


ついに鹿児島湾に到着です!
明日からはいよいよ調査が始まります。


JAMSTEC(海洋研究開発機構)KS-20-2 新青丸/ハイパードルフィン 「コノハエビはポンペイワームを超える? ~鹿児島熱水噴出域産コノハエビ類の高温耐性に関する研究」を目的とした調査航海

新江ノ島水族館は、JAMSTECと深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています

浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら

触ってもいいの?

どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。

“えのすい”はなにをするの?

打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。

生きたまま打ち上がった生き物はどうなるの?

浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。

水族館で救護することはあるの?

どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。

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