
タイやインドネシア、マレーシアなど、東南アジアに分布するインドネシアンシーネットルは、日本には生息しておらず、これまでは専門の業者を通じて展示をおこなっていました。
今回初めて、当館でポリプから遊離した繁殖個体を、展示サイズまで大きく成長させることができました。
インドネシアンシーネットルのポリプは、今年の3月末に当館と協定を結んでいる、タイのブラパ大学との生物交換としてもらい受け、4月に入ってエフィラ幼生が遊離し始めました。
インドネシアンシーネットルは、白や黄色、または白に傘の縁が茶色など、カラーバリエーションがあります。 色や模様の違いがなぜ出るのかは不明ですが、同じポリプからは同じ色、模様のものが出てくるようです。
今回はみな、黄色に傘の縁が茶色になりました。 まだ成長途中の小さな個体ですが、優雅に口腕をたなびかせている姿はとても美しいです。 今後も海外の大学や水族館、研究者の方々と交流し、当館でも生き物を通じて、たくさんのことを紹介していきます。