沖縄や南西諸島に生息する、とても小さなハゼの仲間です。波の荒い潮だまりや岩のすき間、浅いサンゴ礁の周りをちょこちょこと泳ぎ回っています。
鮮やかなエメラルドグリーンの体に、6本並んだ横帯模様が特徴で、その美しさは、小さな体ながらも、まるで南の海に散りばめられた宝石のようです。
今回展示している個体は、岩礁に囲まれた、北大東島唯一の潮だまりで採集されました。あまりにも小さいため、慣れるまではなかなか姿を見つけることができません。しかし、一度その鮮やかな緑色が目に入ると、不思議と視線を引きつけられ、つい見入ってしまいます。
国内でも、展示される機会は多くありません。ぜひ水槽の中をじっくりとのぞき込み、南の島に散りばめられた小さな宝石を探してみてください。
展示個体は、先日展示された カスリイシモチ と同様に、JAMSTECと協働でおこなっている「D-ARK」プロジェクトの一環で、北大東島にて実施した磯の生物調査によって採集されました。こちらもえのすい初展示となります。
オーシャンショット研究助成事業は日本財団の助成を受けて笹川平和財団海洋政策研究所によって実施されている。