2008年08月23日
トリーター:北田

深海生物展通信第 53号


上・上・下・下・左・右・左・右・見えた?

ディープアクアリウムの観察窓は小さく、ちょっと中の生き物が見えずらいです。
「しんかい6500」に載せて生き物を捕獲することですし、大きい窓では高圧に耐えられなくなってしまうので仕方がありませんが、もう少し見えやすくしたい。

このディープアクアリウムの手前の球体水槽と後ろの装置はホースが繋がっているだけで、別々に動かすことができます。
深海調査で使用する時は、クレーンで船に吊り上げるので、前後分離して載せたりもします。

ということで

ディープアクアリウムの球体水槽だけ台を作り、20cmガラス面に近くなりました。
これでいつもより水槽の中が見やすくなったと思います。
と、いいましても小さい覗き窓ですから、よーく覗かないとオオグソクムシが見えないですよ。
でも、その姿が潜水船の中から深海を覗いている姿そっくりなのです。

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ディープアクアリウム      (C)JAMSTECディープアクアリウム      (C)JAMSTEC

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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