逗子沖サンゴの水槽にいる黄色と黒の縞々の魚、カゴカキダイがきょうの主役です。
この魚、あまり注目されませんが、水族館ではかなり重宝されていて、とある水族館ではサンゴを飼育している水槽すべてに入っていました。

サンゴを飼育していると、サンゴと同じプランクトンを食べるイソギンチャクが増殖して、サンゴがイソギンチャクで覆われてしまい、弱ってしまうことがあります。
そこで当館でも、カゴカキダイを逗子沖サンゴの水槽に入れたところ、水槽内に大量に増殖したイソギンチャクをすっきり食べてくれました。

一匹一匹イソギンチャクをこすって除去するのはとっても大変ですから、きょうもカゴカキダイに感謝です。