先日のえのすい怪奇現象日誌。
恐怖で寝れなくなってしまった人もいるかもしれないので、ここでネタばらしを。
いや、自分の目で真実を確かめる！という方は以下読まないでくださいね。




馬の置物を動かしていた犯人をつきとめました。
「バフンウニ」です。
ここいらの海岸の磯に行けばたくさんいる、海藻好きな小さな緑色のウニです。
すごい名前の生き物ですよね。
子供のころに、
「うわぁー ばふんだぁー」
といって誰かに投げつけたりした人もいるのでは。（バフンウニは棘や殻がもろいので、かわいそうだからやめてあげてね。）

無数にある管足と呼ばれる手足のような器官と棘をじょうずに使って、壁にくっついて移動したり、落ちているものを自分の体につけてカモフラージュしたりする生態をもっています。
大きなレイアウトの置き物たちも立派なカモフラージュ用品となったのか、下に隠れようとしたものの思いの外軽くて動いてしまったのか、わかりませんが、面白いほどバフンウニはレイアウトの下にたくさんいます。

きのう、馬の置物を置き直してから、馬の置物はバフンウニ人気がなくなってしまいました。
どうやらマリモのようなまあるい造花のほうが人気のようです。
地味な生き物と侮るなかれ。

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［2014/ 01/ 07　【怪】馬の置物が動く水槽【！】］