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えのすいトリーター日誌

2014.12.05 トリーター:唐亀

2014/12/05 クリスマスに不釣り合いな?

ジーザスクライストリザード
ジーザスクライストリザード

今月のテーマ水槽はこの時期に定番のクリスマスがテーマなのですが、今年はクリスマスに何となく似合わないトカゲがおります。
「ノギハラバシリスク」という南米に生息するイグアナ科のトカゲで、水辺の樹上にすんでいますが、地上でもよく活動しています。
容姿が特徴的で、メスや幼体では尾の長いトカゲという印象だけですが、オスでは後頭部にかなり大きな鶏冠と、うなじから尾の先まで背びれが発達してかなり物々しい姿をしています。
この姿からか属名に「バシリスク」という名前を冠しています。

バシリスクの名はバジリスクという怪物の名前から来ています。
バジリスクは蛇の王と呼ばれ、睨まれただけで死に至るという伝説を持ちます。
勇者と魔王が出てくるようなRPGには大抵、敵として登場します。
かつてハロウィンの時にこのネタで近縁のグリーンバシリスクを出したことがありましたね。
そんな魔物がクリスマスに何の関係あるのか、蛇つながりならアダムとイブをそそのかしたサタンの姿が蛇ですが違います。
今回はこのトカゲたちの別名からの抜擢です。
「ジーザスクライストリザード」という英名を持っているのです。
直訳すると「キリストトカゲ」。
何で蛇の王がキリストになるのかと言いますと・・・。

数十年前にエリマキトカゲが大流行したことがありました。
このトカゲは敵から逃走する際に後ろ足で立ち上がり、尾でバランスを取りながら二足走行を行うのです。
この姿が当時のTVで紹介され、一躍有名になりました。
しかし、後に二足走行を行うトカゲはエリマキトカゲだけではないことが知られるようになるのですが、その斜め上を行くトカゲがこのバシリスクだったのです。
バシリスクは前述の通り、水辺にすんでいます。
飼育しているときでも水の中にかなり長い時間潜んでいることもあります。
湿度が高くないと鶏冠や背びれが発達しないことも知られています。
かなり水への依存度が高いトカゲなのですが、その為か一昔前のギャグマンガにありそうな事を現実に行うのです。

「右足が沈む前に左足を出し、左足が沈む前に右足を出せば水面を走れる」
コレです。
雑誌の付録の忍法の極意みたいですが、バシリスクはこれをやるのです。
しかも二足走法で。

バシリスクの後ろ足の指はかなり長く、幅が広いのです。
ただし、ただ浮くということはできません。ものすごい速さで足を動かして「水切り」のように水面を走るのです。
この水面に立つということを、キリストの奇跡になぞらえてジーザスクライストリザードと呼ばれるようになったのです。

バシリスクは枝などでじっとしていることがほとんどです。しかし、一旦驚くとやみくもに突進してパニックになります。
自宅で飼育している時も、だいたい同じポーズでいるのですが、急にパニックになることがあり、これのスイッチが今一つ解らないのです。
ケージに手を入れてレイアウトをいじってもトカゲに触れても動かないかと思うと、何の前触れもなく大暴れすることもあり、今一つ掴みきれないトカゲです。
テーマ水槽では暖をとるためのライトの上にいることが多いのですが、あまり脅かさないようにしてあげてくださいね。

テーマ水槽


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