6月のテーマ水槽では、アジサイを水中の生き物で表現してみましたが、お客さまより「水草を使った水中花の作り方」についてご質問をいただきましたので、さっそくご紹介いたします!
用意いただく、おもな材料は苗木を植える「ロックウール」と、台所で使う「水切りネット」です。
花の大きさや形にあわせてカットした「ロックウール」を「水切りネット」にきつく詰めます。
5~6センチにカットした水草をピンセットであらかじめ開けた穴に突き刺していきます。
今回は、「ロタラ・ロトンジフォリア グリーン」を内側に密植し、ハイグロフィラ・ポリスペルマ ロザエネルビス」で外側を囲うように植えて、さらにロックウールを輪ゴムできつく締めます。
水中花を受ける茎は枝状の流木を使い、葉の部分は「アヌビアス属」の葉を周りにあしらっています。
ロックウールに根付いた水草はどんどん伸びるので、植木屋さんのように時々カットして形を整えましょう。
最近は飼育器材の発展によって、水槽内での水草育成もずいぶん容易になったように思います。
ナチュラルな水槽レイアウト以外にも、生け花を活けるように水草を楽しんでみて下さい!