2020年10月06日
トリーター:鷲見

イルカたちのプールのお水の話

みなさん、暑い夏が終わり、徐々に秋が深まってきましたね!

芸術の秋、食欲の秋、勉強の秋!ということで、今日は私が今勉強している、鯨類飼育プールの水質についてお話しさせていただきます。

イルカたちの健康を守るための方法はたくさんありますが、一つに、飼育プールの水質管理があります。ちょっと難しいかもしれませんが、イルカたちが元気に生活してもらえるような水かどうか、清潔に保たれているかを調査管理する、とても大切な仕事です。

今までももちろん水の調査は行われていましたが、昨年から私も水質の調査や管理をするメンバーに加わりました!!
なので、水が清潔に保たれているかは何を調べたらわかるのか?ということをここ1、2年ずっと勉強していました。

実は、このイルカたちのプールの水を清潔に保つのは、簡単ではありません。
例えば、バンドウイルカの「ルイ」は1日に13.5kgもの魚を食べます。その分、たくさんの排泄物(うんちやおしっこ)をします。なので、大きな濾過槽や効果的な消毒方法が必要なのです。
今ではイルカたちを見つつ、今の水質はどうか? と、プールの水のことも気になってしまします。
詳しい水質の話はまた今度・・・。

今年の4月には「ミライ」が誕生しました。まだまだ小さな命を守れるように、そしてイルカたちみんなが元気に長生きしてくれるように、これからもお水の調査を続けていきます!

イルカショースタジアム

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