2020年10月09日
トリーター:藤田

ウツボ好きトリーターのウツボの話 3

顔もとても可愛いウツボ顔もとても可愛いウツボ

みなさんこんにちは。新人トリーターの藤田です。
あっという間に10月に入り、肌寒い日が増えてきましたね。
私が“えのすい”に来てから半年が過ぎました。本当にあっという間です。

さて、今回も引き続きウツボのお話にお付き合いくださいませ。
もうしつこいくらいにウツボの話をしていますが、今回は私のとっておきのウツボのここが好きポイントと豆知識を紹介したいと思います。

ウツボは細長い独特な体型をしていて、一般的な魚とは異なるひれの形状が特徴的ですよね。
でも、どこがどのひれなのか知らない方も多いのではないでしょうか?

参考としてアカムツのひれと比較してみましょう。
まずはアカムツから。


アカムツのひれ

一般的な魚といわれて思い浮かべるのはこういった形の魚かと思います。
ちなみにアカムツは「深海Ⅰ~JAMSTECとの共同研究~」のタカアシガニを展示している水槽に一匹だけいます。
実は自分が初めて書いた手描き解説版がアカムツだったので思い入れのある魚なんです。
水槽内はキンメダイが良く目立っていますが、ぜひアカムツも探してみてくださいね。

少し話がそれてしまいましたが、次にウツボのひれを見てみましょう。


ウツボのひれ

ウツボにはアカムツの図に赤字で示した胸びれと腹びれがありません。
また、びれと臀鰭(しりびれ)は尾びれと連続しています。

さて、前置きが長くなりましたが、私のとっておきのウツボのここが好きポイントは臀鰭(しりびれ)なんです。
実はウツボの臀鰭(しりびれ)は白く縁どられているんです!


ひれをアップで

臀鰭(しりびれ)自体は体と同じ黄色や茶色っぽい色をしていますが、その縁はとてもはっきりとした白色をしています。
顔や体表の模様にはかなり個体差がありますが、どのウツボも同じように臀鰭(しりびれ)は白く縁どられています。
不明瞭な模様とハッキリとした白いラインのコントラストが素敵ですよね。

鰭の高さは背びれの方がやや高くなっています。
ウツボの鰭をじっくり見る機会ってあまりないですよね。
さらに普段は腹面を下にしているため臀鰭(しりびれ)はちょっと観察しにくいかもしれません。
ですが、相模湾大水槽を上から見ることができる横長の窓や、丸い窓の近くにウツボが来ていることもあります。
ガラス面の近くで休んでいるウツボがいたら鰭までしっかりと見られるチャンスです!

顔の先から鰭の縁までかわいいウツボをぜひじーっくりと観察してみてください。

[2020/07/17 ウツボ好きトリーターのウツボの話]
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