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えのすいトリーター日誌

2021.03.05 トリーター:北嶋

2021/03/05 3月5日は「サンゴの日」

相模湾ゾーン 沿岸水槽「逗子沖サンゴ(逗子市)」
相模湾ゾーン 沿岸水槽「逗子沖サンゴ(逗子市)」

今日は「サンゴの日」にちなみサンゴのお話をします。
昨年は「サンゴの日」にイベントを用意していましたが、直前で急遽新型コロナウイルス感染予防対策のために休館になってしまいました。
今年も緊急事態宣言発出中で、開館はしているもののイベントの実施は厳しい日が続いています。
ですが、この日はサンゴをアピールしたい!ので、サンゴの日誌を書きます。

サンゴは、動物です。
姿を見ても、あまり動かないし、オブジェのように見えるかもしれません。
“えのすい”には生きているサンゴが入っている水槽と、サンゴの骨格が入っている水槽と、サンゴに似せて作ったオブジェが入っている水槽があります。
よく見比べてみると、生きているサンゴは柔らかい体ががあり、伸ばした触手が水流で揺らいでいたりします。
体の色もやや透き通っていたり、鮮やかな発色があったりして美しいです。

動物ですので、動きます。
ただ、夜行性であることや、動きが派手ではないのでなかなか気付けません。
触手を使って小さなエビなどを捕らえて食べたり、スイーパー触手と呼ばれる毒のある刺胞がたくさん仕込まれた攻撃用の触手で他のサンゴを攻撃したり、砂に潜って移動をするサンゴもいます。

暖かく浅い海にくらすサンゴは、死んだあとの炭酸カルシウムの骨格がサンゴ礁と呼ばれる地形をつくり、サンゴ礁と生きているサンゴの群落が多くの魚やエビカニなど他の生き物たちのゆりかごになっていることで、海の生態系を支えています。
しかし、昨今の海洋環境の変化についていけずサンゴの死滅が進んでいる地域もあり、環境問題を考える題材として注目されています。
きっとこの環境問題に関わるニュースでサンゴの話を聞いたことがある方は多いのでは。

生物で岩石を作り出せるのは、サンゴと有孔虫と放散虫くらいです。
サンゴ以外の2つは微小なプランクトンです。
サンゴは大きく成長することができるので、その体で島を作り上げてしまうこともできます。
すごい生き物です。

さて、そのサンゴは神奈川県でも見られます。
“えのすい”のサンゴ水槽は、逗子沖水槽とも呼んでいます。
オレンジの鮮やかな体と黄色い触手が美しい、キサンゴやイボヤギなどのダイビングで潜れば出会えるサンゴたちです。
このサンゴたちは積極的に餌を捕まえて食べるので、毎日エビの汁を細長いピペットで与えています。
これらのサンゴは、相模湾でよく見られます。

深海に潜ると、過去の記録では宝石サンゴの仲間であるアカサンゴやエノシマサンゴが生息しているよう。しかし、現在の相模湾では、それらの生物を採取する漁業がなく、研究の記録も少ないため海の底にどのようなサンゴがいるのか、謎に包まれています。

サンゴ礁を作るようなサンゴはもっと南の温かい海に多いのですが、相模湾にもわずかにいます。
キクメイシモドキという種類は、寒さに強く、濁った海でも大丈夫という比較的丈夫なサンゴで、相模湾の浅瀬で稀に見ることができます。
冬の海水温が下がらなくなってきたことで、海藻が減り、これらの造礁サンゴが増えているのでは、という疑惑もあります。
その実情を調べるために、現在“えのすい”では潜水調査をおこなっています。
結果が出るまでは何年かかかりそうですが、そのときにはみなさまにもお知らせしますのでお待ちください。
また、丹沢の山の上には、かつてここが南の海から流れてきた島だった証であるアオサンゴやキクメイシなどのサンゴの化石が見られます。

サンゴと一口に言っても、いろいろなサンゴがいます。
クラゲを出すサンゴの仲間もいます。
“えのすい”にお越しの際には、そんな奥深いサンゴの生きている姿に注目してみてください。

相模湾ゾーン





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