2021年07月16日
トリーター:櫻木

2種類のカマス展示中!!の裏話

7月7日の鈴木トリーターの日誌の裏話。
ヤマトカマスの展示に際して、“えのすい”の釣り好きたちが釣った話を紹介してくれていますが、この展示にむけては、魚類担当の鈴木トリーターの執念にも思える努力があるので、それもみなさまに知っていただきたいと思います。

“えのすい”の釣り好きが、この時期に展示に向いているサイズのヤマトカマスが釣れると調査?した場所は県内のとある磯。
釣れる時間は夜明け前後、この時期だと朝4時過ぎくらい。
釣れたカマスを生かしておくバケツは 水槽に比べると狭い空間なので、釣れてからなるべく早く水族館に輸送することが望ましいです。
なので、カマスのためには車での移動時間も踏まえ、釣れることを予想し、本来の始業時間よりもはるかに早い時間に現地に到着する必要があります。
現地の磯は駐車場から徒歩で 15分程の道のり。
そこには 100段以上の階段や歩きにくいゴロタ道もあります。
行きはほぼ手ぶらで下り階段、しかし帰り道は体に纏わりつくような湿気と暑さの中、15kg近いバケツを 2つに持ち、悪路を歩き階段を上っていくのです。
早朝からそんなスパルタに耐えるのも、飼育員魂なのでしょう。
今年のヤマトカマスの展示には、もはや変態ですかと言いたくなるような彼の努力があるのです。

関連日誌
2021/07/07 2種類のカマス展示中!!(釣り部の活躍あり)

相模湾ゾーン

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