浦﨑です！

今回は、“えのすい”では飼育していませんがザトウクジラについてご紹介します！

みなさん、なかなか見る機会がない生き物だと思いますが、日本でも時期によっては観察できる地域があります。
そして11月は続々と目撃情報が増えてくる時期なのです！

日本で目撃されるザトウクジラの多くは、夏はベーリング海などの北の冷たい海で生活しています。
冬にかけては繁殖や出産、子育てのために小笠原や沖縄などの温かい海に移動してきます。
今月11月は、北の海にいたザトウクジラたちがだんだんと南下してくるので目撃情報が増えてきます。

今シーズン、初めて小笠原で確認されたのは11月3日！
11月5日には三宅島、10月下旬には御蔵島でも確認されています。

小笠原の友人より、今年のザトウクジラの動画をいただいたのでみなさんも探してみてください！

よくよく見てみると背面ジャンプしているのが分かります。

動画だと小さく見えるかもしれませんが、ザトウクジラは体長 11～16ｍ、体重は 30ｔほどにもなる大型の鯨類です。
おとなのザトウクジラは大型バスくらい、子どもは 5ｍほどで生まれてくるので自家乗用車くらいでしょうか。

この動画のように、陸地からでもザトウクジラのさまざまな行動を観察することはできますが、船で海に出て間近で見たときの迫力は言葉では言い表せられません。

いつかこのトリーター日誌上で紹介したいな～と思っているので、楽しみに待っていただけたらうれしいです。