浦﨑です!
今回はホエールウォッチングなどで観察することのできるザトウクジラの行動をご紹介します!
【ブリーチ】
大きくジャンプして、身体を水面に打ち付けます。
クジラの巨体が全身出るジャンプは迫力満点です。
威嚇やコミュニケーションの一部、身体の寄生虫を落とすため、などさまざまな理由があるとされています。
【ヘッドスラップ】
頭部を水面から出して、そのまま叩きつけます。
威嚇行動の一つと考えられています。
【スパイホップ】
水面から真っすぐに頭を出し、ゆっくりと水面に潜ります。
周りを偵察しているのではないかと考えられています。
【ダウンダイブ】
深く潜る際に、尾びれを高くあげる行動です。
この尾びれの模様を手掛かりに個体識別されている地域もあります。
潜水時間は5分から長いときには20分ほどです。
【ブロー】
息継ぎのために水面に出た際に見ることができます。
ホエールウォッチングの時には、このブローを目印にクジラを探します。
遠くのクジラもこのブローで見つけることができます。
【ペックスラップ】
ペック(胸びれ)スラップ(叩く)という意味で文字通り
長い胸びれを水面に叩きつけます。
ザトウクジラの胸びれは長く、体長の3分の1ほどもあります。
横向き姿勢で片方だけを叩きつけたり、仰向けになって左右交互に叩きつけることもあります。
【テールスラップ】
こちらも文字通り、テール(尾びれ)スラップ(叩く)という意味で尾びれを力強く水面に叩きつけます。
“えのすい”では、バンドウイルカの「マリン」が合図を出すとこの行動を見せてくれます!
今回、ご紹介したザトウクジラのいろいろな行動は“えのすい”のイルカたちもショー以外の時間にやっていることがあります。
ぜひ、ショー以外の時間もイルカたちに目を向けてみてください!
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[2021/11/10 ガイドします!(ザトウクジラ 編)]