さて問題です！
この写真は、何でしょう？
ある生き物を拡大した物です。
何か、細かいトゲトゲの中に、黄色い大きな角のような物が所々にあって、黒と黄色と白の模様になっています。


正解は・・

そうです。
マンジュウヒトデでした。
現在、1階太平洋 トロピカル水槽でもご覧いただけますが、2階のテーマ水槽の方が近くで確認できるのでお勧めです！
この子は、水族館にやって来た時、想像してた物より大きくて、思わず笑ってしまいました。(^^ゞ
これでヒトデなんだから凄いですよね！

ちなみに、色違いもあります！

もはや、芸術作品・・
アートですよね！！

と、テーマ水槽のマンジュウヒトデを見ていたら・・・
その足元に、何やらおもしろい物が！

拡大してみると・・・

これは何でしょう？？
砂が半分の筒状になっています！
たぶん、本来は砂の中で、完全な筒状になっていると思うのですが、ちょうどガラス面の所で作ったので、都合よく半分の状態となり、中がよく見えます。
そうこうしている内に宿主？が帰って来ました！

ん？？
これは、ヨコエビの仲間？ですかね。
水槽内では、さまざまな有機物を分解してくれる「お掃除屋さん」です。
たぶん、身体から粘液を出して、小さな砂粒をくっつけて、筒状に作ったのだと思います。
自分が入れるように中を空洞にして・・・
これはこれで、芸術作品ですね。

こんな風に、時間を掛けて水槽を見ていると、思いがけない発見をすることがあります。
お時間に余裕のある方は、ぜひ、一つ一つの水槽をじっくりと観察してみてくださいね。