2022年07月02日
トリーター:矢作

カピバラの健康診断

2022年4月8日 ついにこの日がやってきました!]でご紹介したように、医療チームに配属されてから3か月が経ちました。
2人の獣医師から日々、新しい作業や検査の手技を習得し、“えのすい”の生き物たちのためにできることが増えることに喜びを覚えています。

さて、7月1日。この日の医療チームのメインの検査は・・・
カピバラ「ココロ」の健康診断です。
“えのすい”の生き物たちは、日頃から飼育担当のトリーターたちが体重や体温測定、寄りや摂餌の評価、行動の観察などをおこなっています。
また、ときに採血や採尿、採便などもおこない、健康チェックもしています。しかし、さらに詳しい検査が必要なとき、レントゲンや内視鏡、超音波、麻酔下でのさまざまな処置を実施します。

今回「ココロ」は近くの日本大学動物病院に行き、麻酔下で頭部のCT撮影をし、口腔内の確認をおこないました。

動物病院まではケージに入ってもらい、移動します。

“えのすい”のスタッフと、動物病院の専門のスタッフが協力して検査をおこないます。

そして、無事にCT撮影ができました。

検査はスムーズに終了し、無事に麻酔からも覚めました。
水族館に到着してしばらくしてから、カピバラ「ヒナタ」の隣の展示スペースに戻りました。
そして「ココロ」は1時間も経たないうちにごはんも食べ始め、ひとまず安心です。

これからもさまざまな生き物たちの健康管理についてご紹介していきますね!!!

カピバラ~陽だまりの草原~

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