2022年08月03日
トリーター:中村

えのすい飯

みなさん、こんにちは!
今回は、“えのすい”では魚たちにどんな餌を与えているかご紹介したいと思います。
前回の私のトリーター日誌 では、たくさんの水槽の場所と名称を覚えて、水温測定をすることを覚えているところです!とお伝えしました。

今回は、魚たちにあげるごはんをつくって、好みの餌をそれぞれ与えるということを覚えました。
まずは、餌切りからです。
“えのすい”には、小さい口の魚から大きな口の魚までいます。
与える魚たちの口を想像しながら、イカやアジをいろんな大きさに切っていきます。
慣れない作業なので、まだまだ時間がかかってしまいます。
アジも三枚おろしにして、皮をむいていくのですが、これまた慣れていないので時間がかかってしまいます。
出来上がりがベテランの方たちに比べるときれいではないので練習あるのみです。
そんな苦労してつくった餌をパクパク食べてくれると嬉しいものです。

生き物によって異なりますが、基本的に“えのすい”の餌日は月・水・金曜日です。
午前 10時から切り始めて、午前 11時ぐらいから次々と水槽をまわり給餌していきます。
もちろん一人でではなく、数人で担当の水槽を給餌していくのですが、パクパク食べてくれる魚たちばかりではありません。
棒を使って口の前まで餌を持って行かないと食べない魚、それを横取りする魚、棒で餌が泳いでいるように動かさないと食べない魚、魚肉しか食べない魚、などコツが必要なので難しいです。
自分の担当の一部の水槽の給餌しかしていないのに一時間ほどかかります。
まだまだ勉強中なので引き続き観察して学んでいこうと思います。
ちなみに、大水槽でも月・水・金曜日に大量の給餌がおこなわれます。
午後のショー後に与えることが多いです。
運のよい方は、アクリル越しにたくさんの魚たちの食事シーンが見られるかもしれません。

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