みなさんこんにちは。
毎日暑い中、ふとした瞬間に涼しさを感じたり、夕方は涼しかったりとなんとなく秋が近づいている気がします・・!
先日、子どもと水族館に行って家に帰ると「カタクチイワシはなんでカタクチイワシなの?」と聞かれたので説明しました。
魚の名前、結構おもしろいですよ!
そこできょうは私の担当している相模湾ゾーンに展示している魚の名前をいくつか紹介します。
カタクチイワシ
子どもに聞かれたカタクチイワシです。
硬い口のイワシ? 煮干しによく使われるから硬いイワシ?
いいえ! 「片口」イワシです!
よーく顔を見てみると上顎が長く、下顎が短いのです。上顎しかないように見えるので「片口」イワシという名前がつきました。
ウマヅラハギ
これは分かりますね。
ウマヅラ・・・馬・・馬面・・馬の顔に似ていることからウマヅラハギです
ウッカリカサゴ
これはもううっかりです。
うっかり「カサゴ」と間違えていたので、ウッカリカサゴという名がつきました。
発見順によっては今の「カサゴ」がウッカリカサゴで「ウッカリカサゴ」が「カサゴ」だったかもしれないですね!
アカヒトデ
赤いヒトデです。それ以上でもそれ以下でもありません。赤いです。
カゴカキダイ
目の上から背びれにかけて身がもりっと盛り上がっています。その盛り上がりが「駕籠舁き(かごかき)」という駕籠(かご)を担いで人を運ぶ方の盛り上がっている肩のようなことからカゴカキダイという名がつきました。
なかなか粋な名前ですね! う、ウッカリカサゴ・・!
いかがでしたでしょうか。
普段、さらっと流してしまいがちな魚の名前ですがよくよく調べると面白いですよ!
“えのすい”に来た際にはこれはなんでこんな名前なんだろうねーと、調べていただいたりすると面白いかもしれません。
お子さまとのお話のネタにもぜひ!