2023年10月14日
トリーター:浦﨑

今年も行ってきました! 2023

浦﨑です!

夏の暑さが過ぎ去り、ようやく涼しくなってきました。
今年の夏休みは、自由研究などでイルカやクジラについて質問をいただくことが多かった気がします。
うれしいことに私のトリーター日誌を読み、知床のシャチについてまとめたノートを見せてくれたり、御蔵島で野生のイルカを見てみたい! と声をかけてくれる方もいました。トリーター日誌からも海の生き物たちに興味を持っていただけたことが本当にうれしいです。声をかけてくださったみなさま、ありがとうございます!

さあ、今年も 9月に御蔵島にいってきました。
夜に船に乗り込み、波に揺られながら眠ります。朝、目が覚めると御蔵島はもう目の前です。

今回は全部で 3回、イルカたちに会いに海へ。

1回目である午前中に出会ったイルカたちは親子とメスで構成された群れでしたが、人間には目もくれず、みなおなじ方向にすーっと泳いでいきます。片目を閉じている子が多かったので、休息中のイルカたちと判断。そーっと観察させてもらいます。

2回目は午後に。
1回目に出会った群れと同じで、まだまだ休息中のようでしたが、夕方になるにかけて段々活発に!

いろんな人のところをいったり来たり、くるっと一緒に泳いでみたり、背後からジジジ、、、と音をあてながら私を見つめていたり、と同じ群れでも動きが全然違います。

3回目は次の日の早朝に。
ウミガメの向こう側から続々とイルカたちがやってきます。

オスもメスも仔イルカも! 50頭近くのイルカたちが泳いでいきました。

その後に出会った別の群れは、仔イルカがとにかく元気いっぱい!小さくジャンプしたり、船の近くを泳いでみたり。水中に入っても仔イルカ 3頭で、私たちの周りを泳ぎまわった後、少し遠くにいた母イルカが迎えにきたのかしっかり回収されていきました。
“えのすい”のバンドウイルカ「ミライ(仔)」と「シリアス(母)」でもよく見かけた微笑ましい光景でした。

これからも、“えのすい”のイルカたちも自然界のイルカたちも、みなさんにご紹介していきます!
次回も楽しみにしていただけたら嬉しいです。

RSS