こんにちは。吉田です。
一段と寒くなり、布団から出るのが辛い季節ですね。普段はどちらかというと朝型ですが、この季節になると、さむい…ねむい…布団から出たくない……と、いつまでも布団の中でだらだらしてしまいます。気合を入れて起き上がり、半分寝ながら出勤していますが、えのすいに着くと不思議と目が覚めます。
今回は、朝出勤してきて最初にする仕事の話をしようと思います。
えのすいで朝一番にする仕事は"館内の見回り”です。
どんなことをしているかというと、生き物たちの状態を観察したり、設備に異常がないかをチェックしたり、水槽の汚れを確認したりしています。夜間は、当直として水族館に泊まって生き物たちのようすを見守ったり、機械トラブルに備えたりしてくれるトリーターが毎日 1名ずついるのですが、各トリーターが自分の目で生き物たちの状態を観察するようにしています。
毎日同じ時間に水槽や生き物をみていると、「この魚はいつもここいるのにきょうはいないな」とか、「きのうよりちょっと元気なさそうだな」とか、「しばらく見かけなかったのにここにいたのね!」とか、生き物の微妙な変化がなんとなーくわかるようになってくる気がします。
開館中は水槽を正面からゆっくり見ることがなかなかできないので、開館前と閉館後にじっくり水槽を観察しているときが一日の中でも一番好きな時間かもしれません。
最近撮影した見回り時の写真です。
最後に今朝の見回りの時にオーシャンデッキから撮影した景色です。
寒いのは辛いですが、この景色を見るときょうも頑張ろうという気持ちになりますね。
生き物たちの微妙な変化に一早く気付けるよう、観察の目を養っていきたいと思います。