最近のトリーター日誌はペンギンのことが多かったので、きょうの内容はハナゴンドウの「ビーナ」とのこと。ゆるりとした内容ですが、しばしお付き合いください。

最近の「ビーナ」と私は、相変わらず一緒にのんびりと過ごしています。そんな中でも少しだけ、ほんの少しだけ信頼関係といいますか、絆が深まった気がしているできごとがありました。

「ビーナ」はときどきかゆいのか、どこかで全力でこすってきて、ケガをしていることがあります。ケガの大きさに関わらず、獣医に診察してもらい必要なときには治療をします。そんな治療の一つで、傷を治すときに出てきた古くて壊れた組織をこすり落として消毒をすることがあります。この治療は恐らく痛いです。想像してみてください。傷をごしごしされるんですよ。想像しただけで痛そうですよね…。絶対自分ではやりたくない。そんな治療にも協力してくれる「ビーナ」。「痛いよ」ってアピールはもちろんあります。それでも、どこかへ行く訳でもなく、協力してくれる「ビーナ」に本当に感謝です。毎日毎日この治療を良くなるまで続けなくてはいけないですが、痛いことがわかっていても身を委ねてくれる「ビーナ」をみて、ほんの少し「ビーナ」と私の間の絆が深まっているのかなと感じました。

余談ですが、イルカショー「Wave～きみの波になりたい～」の中で一番初めにプールの中を速く泳ぐパートがあります。今までは「ビーナ」はこのパートができなかったんですが、一緒に練習を重ねて、ついにこのパートをデビューしました！！
いつもはのんびりとした動きの「ビーナ」が、ぴゅーっと速く泳ぐ姿はとてもかっこいいです（＾＾） ときどきしかこのパートをやらないのでレアですよ。見ることができた方はラッキーだと思います。Waveを見るときは、一番初めに誰が出てきたかチェックしてみてくださいね！！