えのすいには長生きしている動物たちがたくさんいますが、中でもフンボルトペンギンの「ルビー」が一番元気なのではと思っています!! そんな「ルビー」は現在 34歳。あと3か月ほどで 35歳を迎えます。
人間が歳をとるとだんだん腰が曲がって来たりするのと同じように、ペンギンたちも高齢になってくると足を引きずって歩くような跛行(はこう)が見られることも多くなります。しかし「ルビー」はというと、最年長ながら跛行(はこう)はほぼ無し!! しっかりとした足取りで歩いたり走ったりすることができます。眼は白内障があり、片眼はほぼ見えていないようですが、それ以外は今のところ健康です。
そんな「ルビー」のとある日のようす。
自分のお気に入りの場所で立ったままお昼寝。私のお気に入りのポーズでお昼寝していました。名付けて「司令官ルビー」。右手を横に伸ばしたこの姿が、なんだか歴史の教科書に出てくる偉人のようです。
そんなよく寝る「ルビー」ですが、夕方の「たべたいむ」の前になると突然目がパッと開いてソワソワし始めます。たべたいむの前にトリーターが飼育舎内を水で流し始めるのがサインになっているのか、私たちが入室して水で流し始めると、一旦ひと泳ぎした後、ご飯をもらえる位置で早くも待機開始です。
まだあと 20分ぐらいあるのに。。と思いつつ、いつもの光景ですが毎度クスっとしてしまいます。体内時計がしっかりしているのもすごいですよね。ちゃんとこの時間にお腹が空いて待っているので、健康な証です。
「ルビー」にはこれからもたくさん寝て食べて、元気に過ごしてほしいなと思います!!
目指せ 40歳!